血小板(PLT)・血液一般検査
一般検査は、日常診療における基本的な検査の一つで妊婦健康診査において行われ、検査項目として血小板が含まれています。
血小板(PLT)とは
血小板の中心的役割は止血です。
血管が損傷する(破れる)と血管壁にくっつき(粘着)、活性化することでお互いがくっつき(凝集)、大きな塊を作って出血を止めます。
妊娠中の血小板(PLT)の変化
妊娠初期から分娩時まで血小板数はやや減少します。
血小板(PLT)の基準値(万/μl)
- 非妊時:13~35万個/μl
- 妊娠後期:18~34万個/μl
血小板(PLT)の異常値
- 高値:鉄欠乏性貧血、出血、摘脾、感染症、悪性腫瘍など。
- 低値:血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)急性白血病、再生不良性貧血、悪性貧血、肝硬変、全身エリテマトーデス、播種性血管内凝固症候群DIC)など。
スポンサーリンク