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ヘマトクリット値・血液一般検査

一般検査は、日常診療における基本的な検査の一つで妊婦健康診査において行われ、検査項目としてヘマトクリット値(Ht)が含まれています。

ヘマトクリット値(Ht)とは

血液は固体(細胞)成分である血球と液体成分である血漿に分かれますが、一定量の血液の中にどのくらいの血球成分があるのかを容積比で表したものがヘマトクリット値です。 正常人では、血球と血漿の容積比はほぼ一定ですが、貧血ではその程度に応じて減少します。

妊娠中のヘマトクリット値(Ht)の変化

ヘマトクリット値(Ht)は妊娠中期より低下の傾向がみとめられ、ほぼその値が維持されます。

ヘマトクリット値(Ht)の基準値(万/μl)

  • 非妊時:37~48%
  • 妊娠後期(妊娠28~妊娠41週):33~381%

ヘマトクリット値(Ht)の異常値

  • 高値:脱水、多血症など。
  • 低値:鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血など。
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