妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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不妊についての心配と治療経験

2010年の厚生労働省がおこなった第14回出生動向基本調査によると、不妊を心配したことがある(または現在心配している)夫婦の割合は、31.1%と前回調査の2005年の25.8%から5ポイント増加しました。
子どものいない夫婦ではこの割合は52.2%にのぼりました(同44.7%)。また、実際に不妊の検査や治療を受けたことがある(または現在受けている)夫婦は全体で16.4%、子どものいない夫婦では28.6%でした。
調査時点で治療中の夫婦は全体で1.5%であり、その中では子どものいない夫婦が77.0%、子どもが1人いる夫婦が 22.0%となっており、5組に1組以上は2人目の子どもを持つための治療をしているという結果でした。
不妊の心配をしたり、検査や治療経験のある夫婦の割合は、近年増加傾向にあります。
結婚後15~19年の夫婦でみると不妊を心配した経験のある割合は、第12回調査(2002年)の20.0%から、第13回調査(2005年)21.7%を経て、今回27.6%となった。また、検査や治療の経験がある(治療中を含む)割合も同時期に12.1%から、12.8%を経て今回16.5%という結果でした。

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