妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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分娩の経過による分類

分娩の経過によって以下のように分類されます。

正常分娩とは

正期産(妊娠37~41週)に自然に陣痛が発来し、良好な陣痛により順調に分娩が進行したのち、胎児が経膣的に正常な胎位、胎勢をもって母児ともに安全な自然分娩をいいます。
WHO(世界保健機構)では、「自然に陣痛が始まり、その時点で低リスク妊婦とされ、陣痛期から児が誕生するまでの出産の全過程で低リスク状態く、児は妊娠週数、満37週~42週の間に頭位で自発的に生まれる。産後、母親と児はともによい状態にある」と定義しています。

異常分娩とは

異常分娩には、正常から逸脱した分娩と難産の2つの意味があります。
正常からの逸脱の判定項目には、胎児の位置、向き、姿勢発育、胎盤や臍帯などの胎児付属物、および母親の障害ならびに合併症などがあります。これらの異常は単独、あるいは合併して存在します。手術分娩も異常分娩に属します。
難産は上記の項目の異常に起因し、その特徴は異常に遅い分娩経過です。

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