妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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分娩期のプロスタグランジンの変化

プロスタグランジン(PG)は身体各部の多くの組織で産生され作用する局所ホルモンであり、組織によってその作用は異なりますが、子宮に対しては強い収縮作用をもつ物質です。
羊膜ではPGE2、絨毛膜ではPGE2とPGF2、脱落膜ではPGF2が産生されます。羊水中のPGF2濃度は妊娠36週頃までは変化しないが、分娩開始前には増加します。妊娠が進むについれて羊膜や脱落膜のPGF2受容体も笛、特に妊娠30週ころからはPG感受性も増加します。
子宮収縮作用はPGF2が最も強く、多くのサイトカインによってPGF2の産生は亢進します。

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