妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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分娩期のプロゲステロンの変化

プロゲステロンは、妊娠の成立と維持に重要な役割を果たすホルモンでエストロゲン作用を抑制します。
プロゲステロンは妊娠初期には卵巣から分泌され、その後は胎盤から分泌されます。

分娩期のプロゲステロン

プロゲステロン濃度は妊娠中に徐々に増加し、分娩まで増え続け胎盤娩出後プロゲステロン濃度は低下するます。
妊娠中は高濃度のプロゲステロンにより子宮筋の収縮は抑えられ胎児は子宮内で保護され発育しています。
分娩が近づくとプロゲステロンに対する子宮筋の感受性も低下していき興奮性が増してきます。
プロゲステロンによる抑制作用が減弱するとエストロゲンによる興奮性やオキシトシンに対する感受性が増加し子宮の収縮が起こり、陣痛が始まります。

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