妊娠・出産・新生児*Dear Mom*
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ラマーズ法

昔から分娩の痛みは”障子の桟が見えなくなるほど”といわれますが、この痛みには不安感が大きく関係していると考えられています。
この精神的な不安感を取り除けば、麻酔を使わなくても十分に分娩を乗り越えることができるという考えをもとにした精神予防性の無痛分娩として普及し、日本の多くの病産院がこの方法を取り入れています。

ラマーズ法の原理

ラマーズ法の原理は、以下のものです。

  1. 分娩の仕組みや生理的順序を十分に学習し理解しておくことで不安感を取り除くことができます。
  2. 普段から陣痛が来たときに身体を緊張させない方法、呼吸法、こらえ方、いきみ方などをリズムを付けて練習をおこなっておく。
  3. 精神集中を養いながら筋肉の弛緩と呼吸法の練習を繰り返すことで出産時の無痛を条件づける。
  4. ご主人も分娩についての知識もち、補助動作のコーチ役として練習を行なっておく。
    (必須ではありませんができるだけパパが分娩に立ち会う方がママのリラックスにつながります。)
  5. 主体的に分娩に取り組み、自分で自然に分娩をやり遂げるという覚悟を持って臨む。このことがもっとも大切な基本理念です。

※ラマーズ法によって完全に痛みがなくなるわけではありませんが、少なくとも分娩の苦痛を和らげることは可能であるといわれています。
それ以上に麻酔を使わないことでのメリットは大きいものがあります。
また、夫婦で出産の感動を味わうことができる意義は大きいものがあります。

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