フォローアップミルクは何ヶ月から飲ませたらいいですか? このような相談が寄せられます。 フォローアップミルクは、必ずしも飲ませなければならないというものではなく、飲ませる時期もメーカによっても違いがあります。 フォローアップミルクの開発の歴史や意義、使用方法などについて説明します。 【フォローアップミルクとは】 母乳やミルクが唯一の栄養だった赤ちゃんも成長するとともに食べ物を口にすることができるようになってきます。 離乳食は自分で食べる練習の時期にあたります。 離乳食だけでは必要な栄養素を摂ることが難しい場合があります。 また、母乳やミルクから牛乳へ移行するのですが月齢のひくい赤ちゃんでは、消化機能が未熟なため負担が大きく適しません。 そこで離乳食で不足する栄養成分を補い、牛乳の欠点を補うための栄養補助ための食品がフォローアップミルクです。 WHOではフォローアップミルクを「離乳期の乳児の食物の液状の部分として使用するための食品」と定義しています。 【フォローアップミルクの歴史】 フォローアップミルクの開発には、国際的な背景があります。 デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーなどのヨーロッパの酪農が盛んな地域では、乳児期早期から牛乳が与えら、そのため鉄欠乏を引き起こす子が多く見られました。 ヨーロッパ諸国では、乳児の鉄を補給するためのミルクとしてフォローアップミルクが開発されました。 フォローアップミルクは、その後フォローアップフードと名称が変更され、さらにフォローアップフォーミュラとなり、「フォローアップフォーミュラは生後6ヶ月以降の乳幼児に対する、離乳期の液状離乳食として使用することを意図して製造された食品」と定義されました。 日本においては、赤ちゃんが離乳期の後半、そろそろ牛乳を飲ませようかなという時期に、牛乳の代わりに飲ませるように開発されました。 【フォローアップミルクについての考え方】 厚生労働省離乳の基本では1歳までの牛乳を勧めておらず、適宜、牛乳の変わりとして利用することが望ましいとしています。 フォローアップミルクの特長は、牛乳に不足な鉄分・ビタミン・そしてミネラルや良質のたん白質を多く含み、肥満を避けるために脂肪は少なく作られています。 フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクに比べ、たん白質が多く含まれていますので、6ヶ月頃の赤ちゃんではお腹に負担をかけたり、離乳食を遅らせてしまいます。 また銅や亜鉛などの微量栄養素もはいっていませんので、早くから赤ちゃんに与えることは好ましくありません。 離乳食が1日3回になったころ、離乳食で足りない分を飲ませるというのが基本です。 離乳食がスムーズにいかない、あまり食べられないなどのトラブルがある場合には、栄養を補うためフォローアップミルクの使用をおすすめします。 【各メーカー別成分】 栄養成分100gあたり
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